20メートル往復ダッシュに取り組む選手たち=沖縄県の読谷村陸上競技場

 サッカー・J1サガン鳥栖は沖縄キャンプ2日目の18日、午前と午後の2部練習で計3時間汗を流した。試合形式などボールを使うメニューが多かったが、昨年のキャンプではほとんどなかった「走るトレーニング」を効果的に組み合わせて練習した。

 午前の練習では、約40分間の筋力トレーニングで体を追い込み、20メートルの往復ダッシュを計40本行った。疲労がある状態ですぐさまパス練習を実施。金明輝(キン・ミョンヒ)監督やコーチ陣は「試合終盤を意識しよう。きつい時こそ正確な判断とパスを心掛けて」と指示を飛ばし、体力的に苦しい時間帯でプレーの質を落とさないことを求めた。

 鳥栖は、チームとして最後まで諦めない姿勢が根付いており、試合終了間際の逆転劇が多い。昨季も、金監督が5月の就任後に挙げた9勝のうち4勝は後半ロスタイムの勝ち越しゴールによってもたらされた。キャンプでは、サポーターの間で「トスタイム」と呼ばれている時間帯の勝負強さをさらに磨き上げていく。

 全メニューをこなした新加入のDFエドゥアルドは「練習は厳しかったが、チームのスタイルに合わせるための大切な時間になっている」と笑顔を見せ、MF高橋秀人は「残留争いの悔しさを晴らすという思いから、チーム全体に活気がある」と手応えを語った。

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