トレーニングファームの入校式で記念品を受け取る緒方隆一さん(右)、小林洋平さん(中央)=佐賀市富士町支所

 佐賀市トレーニングファームの3期生の入校式が佐賀市富士町の市富士支所であり、福岡市出身の緒方隆一さん(54)と長崎市出身の小林洋平さん(33)の2人が就農へ向けた第一歩を踏み出した。2人は2年間、ホウレンソウ栽培について学ぶ。

 福岡市でビル清掃の仕事に従事し、キャベツ農家でアルバイトもしていたという緒方さんは「一生懸命研修し、卒業後にすぐに黒字化し生活が安定するようにしたい。人を雇い地域の活性化にも貢献したい」と抱負を述べた。

 旅行会社に勤務し佐賀市に住んで12年という小林さんは、転勤の話を機に、佐賀で暮らしたいと転職を考えたという。妻と5歳、2歳の子ども2人との生活で「農業経験はないが、私の背中を見て、子どもたちが農業を継ぎたいと言えるよう頑張りたい」と話した。

 入校式には地元農家やJA、行政関係者ら約20人が集まった。市トレーニングファーム推進協議会の水田強会長が「2人を迎え、大変にうれしい。2人の未来が開けるよう、後押ししたい」と歓迎、記念品として農業日誌をプレゼントした。

 富士町藤瀬にあるトレーニングファームでは、現在、1期生の夫婦2人と2期生1人が高冷地でのホウレンソウ栽培を地元の農家から学んでいる。

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