日本フィル桂冠指揮者兼芸術顧問で指揮を務めるアレクサンドル・ラザレフさん(山口敦撮影)

 45回目の日本フィルハーモニー交響楽団九州公演が、今年も唐津と佐賀にやってくる。今年生誕250年を迎えるベートーベンが唯一完成させたバイオリン協奏曲で、ロシアを代表する指揮者の一人、アレクサンドル・ラザレフさんがタクトを振る。

 2016年から日本フィルの桂冠指揮者兼芸術顧問を務めるラザレフさんは、1987年から1995年にボリショイ劇場の首席指揮者兼芸術監督として黄金時代を築いたことでも知られる。チェロの副首席奏者・山田智樹さんが「お茶目な一面にも注目して」と話すように、全身で音楽を楽しむパフォーマンスでも観客を熱狂させる。

 ソリストの堀米ゆず子さん(バイオリン)は桐朋学園大学を卒業した1980年、エリザベート王妃国際音楽コンクールで日本人初の優勝を飾った。ベルリン・フィルやロンドン交響楽など世界的なオーケストラや指揮者と共演を重ね、現在ブリュッセル王立音楽院とマーストリヒト音楽院で教壇に立っている。

 唐津と佐賀ともに、ベートーベン中期の傑作で「バイオリン協奏曲の王者」とも名高い「バイオリン協奏曲」を叙情豊かに演奏する。唐津ではプロコフィエフのバレエ音楽「ロミオとジュリエット」、佐賀ではブラームスの「交響曲第1番」を披露する。

 

 ▼唐津公演は唐津市民会館で2月14日午後7時開演。SS席7000円、S席6500円、大人自由席5500円、学生(高校生以下)自由席2500円。問い合わせは唐津日本フィルの会、電話080(3909)1155。

 ▼佐賀公演は佐賀市文化会館で同18日午後7時開演。SS席7000円、S席6000円、A席5000円、B(自由)席4000円(当日500円増し)。大学生以下はSS席を除いて各席半額。問い合わせは佐賀公演実行委、電話0952(60)1594。

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