合宿で船の動作を確認するセーリング男子470級の岡田、外薗組=2019年12月、沖縄・座間味島沖

 セーリング男子470級の岡田奎樹(唐津西高出身、トヨタ自動車東日本)外薗潤平(JR九州)組が東京五輪でのメダルを目指し、19日からのワールドカップ(W杯)マイアミ大会に挑む。2人は「五輪に向けて貴重な実戦の場」と意気込む。

 昨年12月には沖縄・座間味島で合宿を張り、船を操る基本動作や道具の調節を確認。W杯マイアミ大会は順位重視でなくそれらを「試すレース」と位置付けるが、全てがかみ合えば五輪でも「金メダルを取れる」とにらんでいるだけに大切な大会となりそうだ。

 スキッパーの岡田は5歳からヨットに乗り、海上の状況やレースの展開を読む力は天才的と言われてきた。一方、クルーの外薗は鹿児島商高でヨット部に入って日本経大(入学当時は福岡経大)で本格的に競技を始めた。24歳の岡田は一人でゲームをするのが好きで、28歳の外薗は友人と出かけることを好む。経歴も性格も対照的な2人は2017年からペアを組み、18年9月のW杯江の島大会では日本男子初の優勝を遂げた。

 陸上でも海上でも言いたいことを言い合える関係で、初めて一緒に船に乗ったときから互いに「五輪を目指せる」という感覚があった。まずは今年初戦でメダルへの手応えをつかみにいく。

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