「薬を飲み過ぎて認知症と同じような症状が出る場合もある」と説明する薬剤師の鴨川清子さん(奥)=佐賀市神野東の県在宅生活サポートセンター

 認知症の人やその家族らが情報交換する「つどい」が12日、佐賀市神野東の県在宅生活サポートセンターで開かれた。薬剤師の鴨川清子さんが薬の副作用について説明したほか、15人の参加者が悩みや現状などを語り合った。

 鴨川さんは、薬の飲み過ぎで認知症に似た症状が出たり、副作用で認知症になりやすい薬があると説明。一人一人の症状や季節に応じて飲む量を変えることも必要とし「早期に発見して専門医の指示のもと、適切な治療とカウンセリングが大事」と呼び掛けた。

 質問や意見交換の時間では「認知症になった父親の料理の好みが変わったが、どうすればよいか」「イライラしがちだった母親が適切な治療で落ち着いている」などと打ち明けていた。

 初めて参加した佐賀市の女性(47)は「経験者が集まっていて、実体験に基づいた話ができた。話しやすい場だった」と振り返った。

 つどいは、認知症の人と家族の会県支部が主催。佐賀市内は年4回、唐津市内は月1回開いている。問い合わせは同支部、電話0952(30)8704。

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