新春囃子初め式で、唐津くんちの囃子を演奏する唐津曳山囃子保存会=唐津市西城内の曳山展示場

 唐津くんちの曳山(やま)行事の安全を祈願する「新春囃子(はやし)初め式」が13日、唐津市西城内の曳山(ひきやま)展示場で開かれた。唐津曳山囃子保存会が笛と太鼓、鐘の威勢のいい音を響かせ、祭り関係者やくんちファン約120人が聞き入った。

 唐津神社であった神事には、祭りを取り仕切る曳山取締会や曳山を持つ14カ町の幹部ら約80人が出席した。山内啓慈総取締(71)は「今年は13番曳山『鯱(しゃち)』の塗り替えの披露もある。天気に恵まれ、無事に開催できれば」と抱負を述べた。

 また、今年7月開催の東京五輪の聖火リレーが市内を走る際、出発地点近くに曳山を並べる計画があることも明かした。

 展示場では、保存会のメンバーが道囃子、競り囃子、立山囃子を演奏。曳山13台が見守る中、音色が反響した。旅行で訪れた横浜市の自営業松岡隆史さん(46)は「初めて聞いたがすごい迫力。体が動き出しそうになるエネルギーがある」と話した。

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