直売所に出荷した「春の七草」

 「芹(せり) 薺(なずな) 御行(ごぎょう) 繁縷(はこべら) 佛(ほとけ)の座 菘(すずな) 蘿蔔(すずしろ) これぞ七草」。四辻の左大臣作と伝えられる歌で、春の七草を覚えました。清少納言の枕の草子にも、「七日の若菜」が出てきます。

 今年も、直売所に「春の七草」を出荷しました。水辺で摘んだ「芹」、堆肥の効いた畑に生えた「薺」(ぺんぺん草、以下カッコ内は別名)、「御行」(母子草)、繁縷(はこべ)、佛の座(田平子)、11月上旬に畑にまいた菘(かぶ)、蘿蔔(大根)。よく洗って、7種類を袋詰めにするのは結構大変な作業です。

 わが家では7日の早朝、七草がゆにしらす干しを加えた七草がゆを作ります。2分ほどゆでた七草の水けを切ってみじん切りに、ご飯としらすをとろみがつくまで炊いたおかゆに混ぜ込んだものです。

 この優しい味でごちそう後の胃をいたわり、新しい年の無病息災を祈ります。(地域リポーター・中村智子=伊万里市)

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