3000メートル走でほぼ同時に先頭でゴールしたMF松岡(左)とDF森下=鳥栖市北部グラウンド

今季初めての公開練習後、サインを書くなどしてサポーターと交流したMF小屋松ら選手たち=鳥栖市北部グラウンド

 サッカー・J1サガン鳥栖は12日、鳥栖市北部グラウンドで今季初めての公開練習に臨んだ。サポーター約600人が見守る中、午前と午後の2部練習に取り組み、選手たちは昨季開幕前の練習にはなかった長距離走のメニューなどに汗を流した。

 初めて始動から指揮を執る金明輝(キン・ミョンヒ)監督が昨年との違いを示した。昨季は走り込むメニューがほとんどなく、シーズン途中でスタミナ不足も指摘された。指揮官は「走れないチームが上にいくことはない」と明言し、午前練習でグラウンドを周回する3000メートル走を敢行した。

 「最初にしては走れていた」と金監督が言うように、選手はハイペースで走り、MF松岡と明治大から新加入したDF森下がほぼ同時に先頭でゴール。ベテラン勢で唯一、上位に食い込んだMF高橋義は「きつい練習を乗り越えないと、シーズンを通して戦える体づくりができない。追い込むことと、無理してけがをしない部分のバランスをうまく保ちたい」と、これまでの経験を踏まえて語った。

 練習後、選手たちはサインや写真撮影に応じてサポーターと交流した。見学に訪れた会社員中島幸子さん(37)は「金監督と選手を信じている。今季は上位争いをしてほしい」と期待を込めた。

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