柔道を通して親睦を深めた日韓の選手たち=基山町総合体育館武道場

 小中学生の交流などを目的とした「第33回日韓親善少年柔道大会」(県柔道協会三神支部主催)が11日、基山町総合体育館武道場で開かれた。日韓の小中学生合わせて73人が熱戦を繰り広げ、柔道を通してお互いの国への理解を深め合った。

 日本からは鳥栖・三神地区を中心に48人、韓国からは大邱(テグ)広域市の25人が出場した。試合は小学生と中学生に分かれ、団体戦3回戦を実施した。選手たちは気合の入った表情で、日頃の練習で鍛えた技を競い合った。会場には保護者ら多くの観客も訪れ、勝負が決まるたびに大きな歓声を送っていた。

 鳥栖中1年の服巻虎哲さんは「韓国の選手は力が強く、気付いたら投げられていた。次はリベンジしたい」と悔しそうな表情だった。4回目の出場だというチョン・ウンジュさん(16)は「日本選手は今回が一番強かった。特に守りの技術が高く、参考になった」と話した。

 大会は1979年に始まり、中断期間を挟みながら、日韓交互に開催してきた。これまで両国関係が悪化した時期にも交流を続けており、徴用工問題などで日韓関係が悪化している今回も変わらずに実施した。韓国の一行は日本選手宅などにホームステイしており、柔道以外でも親睦を深めている。

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