「お客さんがゆっくり過ごせる空間になれば」と、90年代の日本のポップスをピアノで演奏する淺倉豊紀さん=佐賀市兵庫南の「一楽堂」

ラーメン店で90年代の日本のポップスをピアノで演奏する淺倉豊紀さん=佐賀市兵庫南の「一楽堂」

 週1回、ピアノの生演奏が店内に響くラーメン店がある。ピアノを弾くのは佐賀市兵庫南の「一楽堂」を営む代表淺倉(あさくら)豊紀さん(70)。「お客さんがゆっくり過ごす空間になれば」と金曜日の夜に日本のポップスを奏でる。

 約10年前、省エネを目的に店内でキャンドルをともすのに合わせて電子ピアノの演奏を始めた。一時、休んでいたが昨年の秋に“復活”。ピアノは独学で、「楽譜は読めないから」と耳で聞いた音を覚えて、歌うように弾くという。

 『波乗りジョニー』や『卒業写真』『時代』など15曲を披露している。客から時折「なかなかよかった」という感想や「この曲を弾いてほしい」とリクエストがあるという。淺倉さんは「50曲弾けるようになるのが今年の目標。80歳までは元気に続けたい」と笑顔を見せる。

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