九州電力は10日、廃炉作業中の玄海原発1号機(東松浦郡玄海町)の定期検査(定検)を14日から実施すると発表した。使用済み核燃料の貯蔵施設など廃炉作業中も機能を維持しなければいけない施設に関して計7項目を検査する。3月4日までの約2カ月間の予定で、定検に併せて廃炉作業も並行して実施する。

 廃炉作業中の施設も9カ月に1度、定検が義務づけられており、今回で3回目。1号機は17年7月から廃炉作業に入っており、54年度までに完了する見込み。

 検査する施設は、核燃料物質の取り扱い・貯蔵施設、放射線管理施設、非常用電源設備。使用済み燃料プール付近の放射線量を計測する機能や非常用発電装置の性能などを確かめる。

 また、九電は玄海3、4号機に建設予定のテロ対策施設「特定重大事故等対処施設(特重施設)」の2分割目の工事計画認可申請の補正書を同日、原子力規制委員会に提出した。申請は3分割で行っており、昨年11月の1分割目の計画認可を受け、基本設計方針について内容を反映した。

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