伝統的な衣装を身につけて交流した新栄小と韓国釜山広域市のトヒョン初等学校の児童たち(提供)

顕彰式典で高円宮妃殿下から賞状と盾を受け取った新栄小の和泉秀浩校長=佐賀市新栄東の新栄小

 一般財団法人・高円宮記念日韓交流基金は、佐賀市の新栄小と韓国釜山広域市の小学校の交流に取り組む「新栄校区韓国交流委員会」(黒田利人会長)を顕彰した。両国を隔年で行き来して18年目を迎え、継続した活動が評価された。

 国際的な視野を身に付けてもらおうと、新栄小の創立30周年事業として2002年から始めた。両国の小学4、5年生約30人がホームステイなどを体験しており、昨年9月にも新栄小の児童が韓国を訪れた。11年からは新栄校区の住民に、交流費として年80円の協賛を募っている。

 日韓交流の活動を顕彰する同基金は08年に設立。12月に東京都の韓国文化院で開かれた顕彰式典では、高円宮妃久子さまが同団体に表彰状や盾を手渡し、副賞として50万円が贈られた。

 昨年は元徴用工訴訟問題などを巡って日韓関係が悪化する中で開催され、多々良一夫事務局長(68)は「民間での交流だからこそ続けられている」と振り返り、「地域を挙げての支援のおかげ。今後も1期生を招いたフォーラムなどに取り組みたい」と話した。

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