「すみやま棚田守る会」の交流イベントで稲刈りをする参加者=伊万里市二里町炭山地区(提供写真)

 伊万里市二里町炭山地区の住民でつくる「すみやま棚田守る会」が、内閣官房と農林水産省が選ぶ農山漁村活性化の優良事例として表彰された。地元の酒造会社やケーブルテレビと連携し、酒米作りや交流イベントなどさまざまな仕掛けで地域をPRしていることが評価された。

 炭山地区は標高250メートルの山あいにあり、11戸で70枚ほど(約3・5ヘクタール)の棚田を管理している。

 守る会は2002年に結成され、美しい景観を残そうと彼岸花を植栽したり、耕作放棄地を活用した体験型の米作りに取り組んだりしてきた。この活動に古伊万里酒造や伊万里ケーブルテレビジョンが加わり、棚田米を使った酒の製造販売や番組制作などで協力している。

 表彰式は昨年12月に東京都で行われた。代表の木寺清太さん(70)は「多くの人に応援してもらい、何とか頑張ってきたかいがあった。これからも地域を盛り上げていきたい」と喜んだ。

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