沖縄での豚コレラ発生を受け、関係部署に初動対応の確認を求めた佐賀県の庁内連絡会議=県庁

 沖縄県の養豚場で豚コレラ(CSF)に感染した豚が確認されたのを受け、佐賀県は8日、関係部署による庁内連絡会議を開いた。畜産課が県内の飼育豚に異常がないことを報告、県内での発生に備えて初動対応の確認を求めた。

 佐賀県内では48カ所の農場で約8万頭の豚を飼育している。家畜保健衛生所が養豚農家に情報を提供し、異常がないか確認を求めたほか、消毒を徹底する防疫対策を指導した。沖縄県から持ち込まれた豚がないことも確認した。佐賀県内では1971年以来確認されていない。

 連絡会議は豚コレラ対策の行動指針に基づいて開き、45部署の担当者が参加した。豚コレラに特化した会議は本年度初めて。県は豚コレラ侵入防止の緊急対策事業費に1億2800万円を投じ、ウイルスを運ぶイノシシなどの侵入を防ぐ防護柵の設置や検査態勢の強化に取り組んでいる。

 畜産課の田代浩幸課長は沖縄県の感染経路が判明していないため「いつ佐賀で発生してもおかしくない。発生させない取り組みもやるが、万が一、発生した場合に備えて各部署のマニュアルを確認してほしい」と呼び掛けた。

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