女流書道家108人の作品が並ぶ会場=佐賀市の佐賀玉屋

女流書道家108人の作品が並ぶ会場=佐賀市の佐賀玉屋

 県内の女流書道家による県女流書展(佐賀新聞文化センター主催)が8日、佐賀市の佐賀玉屋で開幕した。108人が出品し、初日から愛好家たちが詰め掛けた。13日まで。

 県書作家協会女性正会員による作品展で、賛助出品3点を加えた111点が会場を飾った。漢字やかななど6部門の書が並び、華道家元池坊の作品も展示に花を添える。

 白石町の稲富秀華さんは薄灰色に光が舞うような和紙を使い、雪の日にほんのり輝く梅を繊細に描写した。佐賀市の葛西昌代さんはガンジーの言葉「かぎりない愛は強力な武器」で力強く平和を訴え、太良町の松尾恵子さんは薄墨のにじみが美しい少字体「椿」を画面いっぱいに躍らせた。

 平安時代に紫式部が著した源氏物語の一場面を作品にした佐賀市の山口越周(えっしゅう)さんは「色や素材にこだわった表装も見どころ」として「書道家と表具店がワンチームで作品を完成させている。表装も含めて伝わるストーリーを味わって」と呼び掛ける。

 書作家の色紙25点を抽選でプレゼントをする企画もあり、応募は会場で受け付ける。

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