こども食堂のオープンを祝い、特別メニューのカレーを食べる参加者=みやき町原古賀の居食屋「風」

 スマートフォンのアプリ「ごちめし」を活用した「みやき町こども食堂」が7日、オープンした。町民らの寄付を資金に、高校生以下の子どもたちに無料で食事を提供する取り組みで、町内6店舗で利用できる。

 「ごちめし」は福岡市の「Gigi(ジジ)」(今井了介社長)が開発したアプリで、善意や感謝の気持ちを食事という形で人にごちそうできるサービス。提供したい人がアプリを通じてあらかじめ食事代を入金しておき、子どもたちが登録された飲食店で希望すれば無料で食事ができる。

 「ごちめし」を活用した子ども食堂の取り組みは全国の自治体で初めて。昨年8月に同町やジジ、寄付集めや取り組みを他自治体にも広げる役目を担う「佐賀未来創造基金」(山田健一郎代表理事)が協定を結び、準備を進めていた。

 協力店の一つである同町原古賀の居食屋「風」で開かれたオープニングイベントには、末安伸之町長や今井社長、山田代表理事のほか、近くの中原小の児童15人が出席した。こども食堂用の特別メニューであるカレーを一緒に味わいながらオープンを祝った。

 お代わりしていた4年の藤田拓夢くんは「すごくおいしい。友達などとまた食べに来たい」と笑顔。末安町長は「子どもたちの笑顔がうれしい。今後はこども食堂応援隊を立ち上げ、ごちそうする側とごちそうされる子どもたちが触れ合えるような機会もつくりたい」と話した。

 こども食堂は風のほか、町内のレストランやうどん店、パン屋などが参加しており、町は「今後も参加店を増やしていきたい」としている。

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