メンバー20人の意欲作が競演する黄美展=小城市のゆめぷらっと小城

メンバー20人の意欲作が競演する黄美展=小城市のゆめぷらっと小城

古川昇平会長のインスタレーション「律動」

 小城高美術部OBらでつくる「黄美会(おうびかい)」(古川昇平会長)の第44回黄美展が、小城市小城町のゆめぷらっと小城で開かれている。絵画や染色、インスタレーション、コンピューターグラフィックス(CG)など、20人の意欲作30点が競演している。13日までで、観覧無料。

 小城高で美術を教えていた佐賀市の金子剛さん(東光会理事・常任審査員)に学んだ人たちを中心に毎年開いている。小城市の古川会長(52)のインスタレーション作品「律動」は、テグスでつるした13本のペットボトルがリズムを刻むように、ふぞろいの高さで並ぶ。ボトルの中は比重の違う色水を入れ、上下にグラデーションがかかる。

 佐賀市の中尾和紀さんの油彩画「人・人」は、あでやかな衣装をまとった人たちを大胆なタッチでとらえ、背景に白や黒、紫を配した独特の色使いも目を引く。京友禅作家の陣内久紹(ひさつぐ)さん=京都府=の染額「薊(あざみ)の頃」など県外在住者の作品もある。金子さんは松を題材とした油彩画を賛助出品した。

 古川会長は「さまざまな会派や立場で活動する作家の多様な表現を楽しんでほしい。当面は50回を見据え続けていく」と話す。

 11、13の両日は「アートプロジェクト」と銘打つものづくり体験も企画。石を彫って印鑑を作ったり、色ペンを使って透明感のある色水を作ったりする。問い合わせは事務局の村山裕基さん、電話090(8662)4435。

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