巨大なたいまつを綱で引っ張り、正月飾りを燃やす消防団員=7日夜、唐津市の唐津天満宮(撮影・山口源貴)

 巨大たいまつで正月飾りを燃やし厄をはらう新春行事「おんじゃおんじゃ」が7日夜、唐津市十人町の唐津天満宮で行われた。参拝客が夜空に舞い上がる炎を見上げ、今年一年の無病息災などを祈った。

 「おんじゃおんじゃ」は「鬼じゃ鬼じゃ」がなまった言葉。正月飾りと一緒に鬼を焼き払う行事で江戸時代初期から続いているという。火にあたると病気をせず、燃え残ったマツを屋根に上げると火事にならないという言い伝えがある。

 大松明(だいたいまつ)巡行委員会や地元消防団員らが竹を束ねた長さ約10メートル、直径約1メートルの巨大たいまつを担いで地区を巡回。午後8時すぎ、「おんじゃおんじゃ」のかけ声とともに天満宮に運んだ。

 境内には門松、しめ縄などで組み上げられたやぐらがあり、巨大たいまつが中に立てられると大きな火柱が上がり、参拝客から拍手がわき起こった。八島弘直宮司(80)は「昨年は全国的に自然災害が多かったので、今年は災害のない一年になってほしい」と話した。

このエントリーをはてなブックマークに追加