今季3回目のノリの入札会。3回目としては平成以降、最多の枚数で、最高の販売額になった=佐賀市の佐賀県有明海漁協

 佐賀県沖の有明海で養殖されたノリの今季3回目の入札会が7日、佐賀市の県有明海漁協で開かれた。今回で秋芽は終了で、3回の合計で販売枚数は前季に比べて19%増の5億4423万枚、販売額は20%増の82億6437万円、平均単価は17銭高の15円19銭と好調だった。県有明海漁協は「集団管理の徹底で後半に生産できないという状況が減り、いい結果に結びついた」と話している。

 7日の入札会の販売枚数は2億6584万枚、販売額は35億6960万円、単価は13円43銭。3回目の入札としては全国的な品薄感もあって、業務用ノリの単価が想定より高く、枚数、金額ともに平成元(1989)年以降で最高になった。

 秋芽が豊作となったことについて、漁協の松尾修参事は「一部地域で栄養塩が不足するなど海況は良好とは言えないが、漁業者の努力で病気の発生が抑えられた。摘み取りもこまめに行ったことが奏功した」と説明した。

 3日から冷凍網を張り込んでおり、摘み取ったノリは21日の第4回入札会から出品される。入札は4月までに全9回実施される予定で、漁協の徳永重昭組合長は「これからの冷凍網が正念場。しっかりと生産したい」と話した。

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