インターナショナルチョコレートアワード世界大会で銅賞を受賞した山門良子さん=唐津市の自宅工房(撮影のため、マスクを外している)

世界大会で銅賞となった「雪うさぎ(白いちご)フルーツクーベルチュールチョコレート」

 唐津市竹木場のチョコレート専門店「グランポワール」が、昨年11月にイタリアで開かれた世界最高峰のチョコレート品評会「インターナショナルチョコレートアワード2019」に初挑戦し、銅賞を受賞した。唐津産の希少イチゴを原料に、健康に良いものを目指し、試行錯誤を重ねた商品で、経営者で職人の山門良子(やまとりょうこ)さんは「世界に認められ、やってきたことが報われた」と喜ぶ。

 山門さんは佐賀大で麹(こうじ)菌を研究。卒業後は大分の酒造メーカーに就職し、商品開発などを手掛けた。その後、化粧品や薬品会社で働いた。「起業し、健康に携わる仕事をしたい」との思いが湧き上がった。

 2015年、血糖値が上がらないチョコ作りの特許を持つ知人から原料を仕入れることでチョコ作りを開始、唐津の自宅に工房を構えた。17年からは砂糖、卵、小麦などを使わないオリジナルの無添加チョコ作りに着手する。

 厳選したカカオ豆を焙煎(ばいせん)し、石臼で液体化したものを温度調節し固めていく。工程はすべて手作業、豆からチョコレートバーになるまで一貫して手掛ける。100回以上の試作を重ね、18年冬、遂に現在の主力商品「ビーントゥバー」が完成。その後、白イチゴ「雪うさぎ」を原料に粉乳を使わない「雪うさぎ(白いちご)フルーツクーベルチュールチョコレート」(税込み1944円)も開発した。

 「雪うさぎ-」は9月のアジア太平洋大会で銀賞と地元原料を使った特別賞を受賞。11月の世界大会は銅賞となった。山門さんは「今後も安全、安心なチョコを作り、世界大会で金賞を目指す」と語った。

 購入は通販サイトから。https://grandpoir.santeflora-ltd.com 

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