会見で、虹の松原のマツ伐採に関して今後の対応を説明する峰達郎市長=唐津市役所

 唐津市の「虹の松原」を走る県道で起きた倒木による交通死亡事故を巡り、道路管理者の佐賀県が唐津市にマツ13本の早急な伐採を求めている問題で、峰達郎市長は6日、来週にも庁内会議で伐採の可否や本数を話し合う方針を示した。

 県が実施した樹木医の診断では、327本のうち13本は5段階評価の中で最低のE評価で、病害虫の被害があったため早急な対処が必要としている。

 峰市長は同日の会見で、昨年末に13本の一部を現地で確認したと話した上で「確かに虫食いはあったが、本当に全て切らないといけないのかとの思いもある」と明かした。

 市は今週、県唐津土木事務所とマツの現状を確認し、来週に会議で方針を議論する。その後、民間や関係機関を交えて意見交換し、最終的に判断する。

 峰市長は「安全第一はもちろんだが、松原は市民と共に400年間守ってきた歴史もある。そうした重みも踏まえ対応する」と話した。

 また、1年後に迫る任期満了に伴う次期市長選に関する質問に対しては「進退は6月、9月議会と進む中で考えたい。まず2020年度の当初予算案策定に集中する」と述べるにとどめた。

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