鳥栖商―京都橘 第1セット、スパイクを放つ鳥栖商・小池=武蔵野の森総合スポーツプラザ

 バレーボールの全日本高校選手権第2日は6日、東京・調布市武蔵野の森総合スポーツプラザで2回戦が行われた。佐賀県勢は女子の鳥栖商が京都橘に0-2で敗れた。

 鳥栖商は第1セット、5-5から7連続失点を許す苦しい展開。樋口慶らの得点で追いすがったが、16-25で落とした。第2セットは松尾愛美のスパイクなどで中盤まで食らいついたが、終盤の連続失点が響いた。

 女子は前回4強の八王子実践(東京)が高校総体覇者の就実(岡山)を2―0で破り、3回戦に進んだ。3連覇を狙う金蘭会(大阪)、2大会連続準優勝の東九州龍谷(大分)も勝ち上がった。

 男子は高校総体優勝の松本国際(長野)が大分南にストレート勝ち。2大会ぶりの頂点を目指す鎮西(熊本)や東山(京都)、駿台学園(東京)も快勝した。

 ▽女子2回戦

京都橘2―0鳥栖商(佐賀)

真っ向勝負「後悔ない」

 前日に「春高バレー」初勝利を挙げて2回戦に臨んだ女子の鳥栖商は、優勝候補の京都橘に真っ向勝負を挑んだ。結果は0-2のストレート負けだったが、チームは「持てる力を出し切った」とすがすがしかった。

 昨夏の全国総体4強の相手は、粘り強いレシーブから高速バレーを展開。鳥栖商が追い求めてきたスタイルで、1カ月前の組み合わせ発表の日から行武泰信監督、選手ともに対戦を熱望していた。

 ただ、強豪の壁は厚かった。U-18日本代表・和田由紀子らの強弱をつけたサーブに苦戦。守備のリズムを乱されて主導権を握られた。それでも、後がない第2セットは小池茜、松尾愛美の両2年生アタッカーの活躍で中盤まで一進一退の攻防に持ち込む意地を見せた。

 新チーム結成後、志願して主将を務めた酒井陽は「レベルの差はあったが、自分たちのやりたいこともできた。後悔はない」と胸を張った。昨夏に続く全国舞台で多くの下級生がコートに立ち、チームは経験という財産を得た。行武監督は「この一年、自主性を持って取り組んでくれた」と新たな歴史を刻んだ3年生に感謝した。

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