新指導要領の考え方などについて説明する文科省の合田哲雄課長=佐賀市の佐賀大学

 学校教育の基本となる学習指導と評価について学ぶフォーラム(日本教育評価研究会佐賀支部、佐賀大附属中など主催)が5日、佐賀市の佐賀大で開かれた。文部科学省初等中等局の合田哲雄財務課長らが、来年度から小学校に導入される新学習指導要領の基本的な考え方や評価方法などについて説明した。

 合田課長は、新学習指導要領と働き方改革をテーマに講演した。約10年ぶりに改訂される新指導要領について、AI(人工知能)が台頭する時代に、子どもたちに現実を読み解いた上で自分の考えを表現することが重要だと考えたと説明。「指導要領に縛られるとの意見もあるが、むしろ先生方の盾となるもの。20年後、30年後の子どもたちを思い描き、単元を組み替えるなど現場で裁量を生かしてほしい。その際は、その着眼点も踏まえ評価まで行って」と話した。

 教員の働き方改革については、大企業との人材の争奪戦が激しいとし「このままでは、教壇に立つ人がいなくなるとの危機感がある」と背景を説明した。フォーラムには県内の小中学校の先生ら約70人が参加した。

このエントリーをはてなブックマークに追加