ノリの冷凍網を張り込む漁業者=佐賀県沖の有明海

 佐賀県沖の有明海で3日未明から、養殖ノリの冷凍網の張り込みが始まり、林立する支柱に漁業者が網を取り付けた。約30万枚の網を4日までに張り込む。摘み取りは早いところで11日から始まり、13日ごろから本格化する見通し。

 漁業者は午前0時の解禁に合わせて出港し、沖合で作業用の小舟に乗り換えて作業を進めた。2人1組でノリの色など状態を確認しながら、長さ18メートル、幅1・5メートルの網を支柱に取り付けた。4~5センチほどのノリ芽が15センチ前後に成長する10日後ぐらいに摘み取る。

 県有明海漁協東与賀町支所運営委員長の西久保敏さん(63)は「海水に漬けたときに色が真っ黒で状態がいい。おいしさを知ってもらい、需要が広がれば」と期待を寄せた。

 県有明海漁協によると、秋芽ノリの生産枚数は5億枚を超える見込みで、ここ数年では最も多いという。今シーズン全体では生産枚数18億枚、販売金額234億円の目標を掲げている。冷凍ノリの初入札は21日の予定。

このエントリーをはてなブックマークに追加