式典会場で晴れやかな表情を見せる新成人=武雄市文化会館(撮影・米倉義房)

 佐賀県内で最も早い成人式が3日、武雄市と多久市、西松浦郡有田町であった。会場には振り袖やスーツに身を包んだ新成人の笑顔があふれ、久しぶりの再会を喜び合いながら大人の自覚と決意を新たにした。

 武雄市の成人式は市文化会館であり、新成人や恩師ら約900人が出席した。小松政市長は「これからは女性や外国人、障害のある人がたくさん社会に出てくる時代。見た目で判断せず、分からないことは素直に聞くことが大切。聞く心を大事にして未来をつくって」と激励した。新成人代表の西田淳平さんが「武雄をさらに発展させるため、学ぶ姿勢を忘れず、力強く、優しく、たくましく生きていく」と誓った。

 武雄市は昨年8月、記録的大雨に襲われ、今も復旧復興の取り組みが続く。朝日町の実家が床上浸水した新成人の草場葉月さん(鳥取県米子市)は「大学の実習などで帰れなかった。実家は風呂などが新しくなっていて、自分の家じゃない気がした」と、姿を変えた家の様子で被災を実感した。「いろんな人に助けてもらったと聞いた。『人のために』を意識して生きていきたい」と話した。

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