毎年人気の食料品の福袋。用意した300個は早々に売り切れた=2日、佐賀市の佐賀玉屋(撮影・山口源貴)

今年一年の福を願い、初詣に訪れた参拝客=1日午前、佐賀市の佐嘉神社

■初詣もにぎわい

 令和初の正月となった1日と2日、佐賀県内の神社は初詣客でにぎわい、商業施設では福袋を求める買い物客で長い列ができた。消費税が8%から10%に引き上げられて初の正月商戦だが、各店舗とも増税の影響を感じさせない売れ行きで出足は堅調のようだ。

 商業施設は初売りの客でごった返した。佐賀市のゆめタウン佐賀では1日早朝から行列ができた。わずか5分で80個の福袋を売り切った衣料品店の女性店員は「消費税増税の影響は全然なかった」とほっとした表情。同市の会社員岡本太郎さん(43)は「母に贈る食器関連の福袋が今年は残っていなかった」と残念がった。

 2日が初売りだった佐賀玉屋(佐賀市)では、食料品の福袋300個が15分で売り切れた。最後の1個を手に入れた小城市の楠田郁子さん(53)は「キャッシュレス決済のポイント還元でためたお金を使った。いい買い物ができた」と満足げ。台所用品や菓子の福袋を手にした杵島郡白石町の上野悦子さん(34)は「増税で節約意識は高まっているが、新年だから。中身が分かるなら買いたくなる」と感想を述べた。

 佐賀玉屋は「(増税の)10月以降、衣料品が苦戦してきたが、福袋の売れ行きはいい。食品やひな人形が押し上げ、初売りは好調な滑り出しとなった」と話した。

 佐賀市松原の佐嘉神社では、元日は見込みより多い約25万人が参拝した。佐賀市の於保ひよりさん(16)は「充実した1年になるようにお祈りした。勉強を頑張り、練習しているサッカーでも新しいポジションに挑戦したい」と抱負を語った。

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