特別展「吉野ケ里遺跡-軌跡と未来-」の展示物を鑑賞する来場者=佐賀市の佐賀県立美術館

 吉野ケ里遺跡(神埼市郡)の史跡指定から30年を記念する特別展「吉野ケ里遺跡-軌跡と未来-」(佐賀新聞社など特別協力・共催)が1日、佐賀市の佐賀県立美術館で始まった。元日から歴史ファンや帰省客らが訪れ、「邪馬台国時代のクニ」として全国で脚光を浴びた遺跡の歩みや貴重な出土品などを楽しんだ。

 会場では弥生土器や青銅器、銅剣、勾玉(まがたま)といった遺物とともに、遺跡を報じた新聞記事を時系列に並べ、30年を振り返っている。国重要文化財の「ガラス管玉」や「把頭飾付有柄細形銅剣(はとうしょくつきゆうへいほそがたどうけん)」なども展示している。

 熊本県大津町から訪れた会社員関森想(そう)さん(33)は「遺跡の保存が素晴らしいと実感し、第一級の出土品が集まっていて驚いた。邪馬台国をほうふつさせる遺跡だと再認識できた」と話した。

 特別展は2月16日までで、月曜休館(祝日の場合は翌日)。開館時間は午前9時半から午後6時まで。観覧料は一般500円、高校生以下は無料。

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