佐賀空港への自衛隊輸送機オスプレイ配備計画を巡り、佐賀県の山口祥義知事は、陸上自衛隊木更津駐屯地(千葉県)にオスプレイが暫定配備された後、木更津市の状況を点検する考えを示した。初めて国内に配備される陸自オスプレイの状況について「関心を持っている」と述べた。佐賀新聞社の取材で言及した。

 木更津市は12月25日、オスプレイの佐賀空港への恒久的な配備が実現するまでの措置として、木更津駐屯地への5年以内の暫定配備を受け入れた。

 山口知事は「木更津市にオスプレイが来た時、どういう状況になるか関心を持っている」と語った。「佐賀県内での協議がどうなるかにかかわらず、県として木更津市の状況をしっかり点検させていただく機会を得たと思う」とし、自衛隊が運用する初めてのオスプレイが地域に与える影響を見定める意向を示した。

 木更津市が暫定配備の期間を「5年以内」とするよう求めたことに関して、知事は「佐賀県の協議に関係ない」とし、あくまで木更津市と防衛省との間での確認事項にすぎないとの認識を改めて示した。

 また、知事は佐賀県として配備要請の受け入れを表明した時点で「知事としての役割は終わっているという人もいる」と話した。その上で「ただ、自ら国の要請を判断したので無関心ということではなく、配備に向けた道筋を支援し、自分の考えや判断したことについては(防衛省と漁協の協議に)同席して話していくことはすべきだろうと思う」とした。

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