日本ホイスト九州第二工場の建設予定地。右上の建物は九州工場=鳥栖市西新町

 総合クレーンメーカー、日本ホイスト(本社・広島県福山市、村上正士社長)は佐賀県鳥栖市西新町の鳥栖西部第二工業用地にある九州工場を増設する。隣接する分譲用地約8950平方メートル(約2億900万円)を購入し、第二工場(仮称)を建設する。市への企業進出は増設も加えると202社目。今回の契約で、市内の工業用地は完売した。

 同社は2016年に市内に初進出し、鉄骨平屋建ての工場・事務所約4700平方メートルを建設した。17年9月から工場などの建屋に沿って設けられたレールを走行する天井クレーンの製造を始めた。地元雇用7人を含め11人が働いている。今回は、九州地区の需要増に応えるため、工場増設を決めたという。

 計画では、九州工場の下段にある用地に、新たに鉄骨平屋建て工場約5千平方メートルを建設し、21年から天井クレーンを製造する。増設工場では27年に地元採用20人を含む22人体制を目指す予定。

 市は次の工業用地として新産業集積エリアの計画を進めているが、用地買収に伴う農地法違反の是正などもあり、着工、分譲時期を示せていない。橋本康志市長は20日に市議会で用地売却についての議案が可決された後、記者団に「農地法違反については一応見通しがついた。企業の要請も強いので、とにかく早くやれるように努力したい」と話した。

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