人手不足に伴う従業員の働き方改革を背景に、大手チェーンの飲食店や小売店などで広がる「元日休業」。佐賀県内ではまだ数は少なく、時短営業の店舗も見られるが、年末年始は人の動きが活発で「一番の書き入れ時」とあって、多くは年明けから通常営業を始める。

 カレーチェーン店「CoCo壱番屋」を展開する壱番屋は元日、県内全8店舗を休業する。担当者は「働き方改革の一環。店長判断だが、今年は全店休業する」と話す。

 ハンバーガーチェーン「モスバーガー」は県内8店舗がいずれも年末年始、休まない。ただ、7店舗は営業時間を1~6時間短縮する。人手不足でやりくりも大変といい、「年間で一番売り上げが上がる時期。1年の売り上げが左右される。休めない」と各店舗、口をそろえる。店によってはインフルエンザ感染で人員確保に悩んでいるとも話す。武雄店の店長は「近隣の飲食店が人手不足で店を閉める中、食べる場所がないと困るから」と付け加えた。

 労働環境の問題で24時間営業の見直しが検討されるコンビニエンスストア。大手のセブン-イレブン・ジャパンは首都圏で50店舗の元日休業を試みるものの、佐賀県内の188店(11月末時点)は全て通常営業を行う。一方、ポプラは、県内4店舗のうち3店舗が大みそかの31日と元日の2日間を休む。デイリーヤマザキも県内11店舗中2店舗が元日は休業し、対応は分かれている。

このエントリーをはてなブックマークに追加