唐津市役所の新庁舎建て替えで、市は工事費が当初の予定から15億円増え、90億円に上る見通しを明らかにした。東京五輪などの影響で資材や人件費が高騰しているため。工事は来年7月に着工し、2022年度5月の完成を目指す。

 当初は19年度に着工する予定で、工事費は75億円と試算していた。今年3月、東京五輪の施設整備などによる資材不足や、財源として見込んでいた合併特例債の使用期限が延長されたことを受け、着工時期を20年度以降に先送りしていた。

 その後、詳しい設計に基づき改めて工事費を試算したところ、90億円に上った。市新庁舎建設室は「五輪後には大阪万博なども控えており、資材価格と人件費が高止まりしたままだった」と原因を説明した。

 新庁舎は鉄骨の免震構造の地上7階建てで、延べ床面積は約1万6590平方メートル。22年8月に業務を開始し、広場などの外構工事は23年度末に終える予定。

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