蒸した米や酵母菌、水などが入ったタンクをかき混ぜ、酒母を造る佐賀大生=基山町の基山商店

蒸した米を手でかき混ぜて温度を下げる佐賀大生=基山町の基山商店

 佐賀大のオリジナル日本酒「悠々知酔(ゆうゆうちすい)」の仕込みが、基山町の基山商店で始まった。農学部の学生が、同商店の杜氏(とうじ)らの手ほどきを受けながら、麹(こうじ)や酒母造りに取り組んだ。

 酒造りに取り組んでいるのは、農学部生命機能科学科応用微生物学研究室と藻類・ベントス学研究室の大学院生と学部生の合わせて20人。初日の25日はこのうち4人が作業した。

 酒母造りでは、蒸した米を冷ました後、酵母菌や乳酸菌、水などが入ったタンクに投入。櫂かいと呼ばれる棒で丁寧にかき混ぜ、温度を安定させた。約2週間で酒母が完成する。麹造りでは冷ました蒸し米に麹菌を振り掛け、麹室の中で寝かせた。

 悠々知酔の醸造は今回で14回目。リーダーの濵﨑友宏さん(22)は「今年はリンゴ酸高生産酵母を使う。さわやかな酸味と甘みが楽しめるように仕上げたい」と話した。

 「さがびより」約1・5トンを仕込む予定で、720ミリリットル瓶で、山廃純米酒2500本、純米吟醸酒1500本を製造予定。2月10日ごろに完成し、3月上旬に発売する。

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