唐津市の高峰中3年、中山晃成さん(15)宅は、祖父芳輝さん(81)の代から半世紀以上続く畜産農家だ。2歳でわらを運ぶ台車に乗り、小学生から掃除、餌やりを自然と手伝うようになった。 牛との生活はごく自然なことで、牛は家族同様であり、物心ついた時から「牛飼い」になると決めていた。