腕によりをかけて作った料理をつぎ分けるシェフたち=有田町二ノ瀬のあすなろの里

 県内のレストランやホテルで腕を振るうシェフが19日、有田町の障害者支援施設「あすなろの里」(岩永浩一施設長)のクリスマス会でランチを振る舞った。系列事業所で育てた野菜をふんだんに使った料理を、利用者約150人が楽しんだ。

 全日本司厨士協会佐賀県本部(川原純一会長)の6人がボランティアで訪問。13回目の活動で、同本部の袈裟丸一久理事長(37)が、施設の系列事業所「やきものの里」の利用者が作った10種類の野菜も使ってメニューを考えた。

 利用者代表が「年末の忙しい中、おいしい食事をありがとう。毎年楽しみです」とシェフらにお礼。小松菜入りパン粉をまとわせて焼いた鶏もも肉、根野菜のクリーム煮「フリカッセ」、卵の黄身の裏ごしやピンクペッパーで華やかにしたサラダなどを味わった。

 川原会長(74)は「利用者が作った野菜を使うことで食材を大事にする思いや、料理の心構えを新たにする機会になっている」と活動の意義を話した。

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