食品添加物について話す内閣府食品安全委員会事務局の秋元京子さん=佐賀市のグランデはがくれ

 佐賀県主催の「食の安全・安心講演会」が19日、佐賀市で開かれ、内閣府食品安全委員会事務局の秋元京子さんが「食品添加物の評価について」のテーマで講演した。幼稚園の職員など約80人が食の安全の理解を深めた。

 秋元さんは食中毒など人の健康に悪影響を与えるものを「危害要因(ハザード)」とし、食品中に含まれる例を紹介した。ハザードには、腸管出血性大腸菌(O157)など有害微生物のほか、食品添加物も含まれることを説明した。

 一方で、殺菌作用のある食品添加物の使用により、食中毒が発生しなかった事例も紹介。秋元さんは「食品添加物は適切に使えば、食の安全を守るものと言える」とまとめた。

 食品添加物は原則として、厚生労働大臣が指定したものだけ使用できることや評価法なども話した。ほかに県生活衛生課が、県内で発生した今年の食中毒が現在までに10件だったことを報告した。

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