ボードを使って予算について意見を交わす生徒=佐賀市城内の佐賀大学附属中

「予算ボード」を使って意見を交わす生徒=佐賀市城内の佐賀大学付属中

 国の財政について学ぶ特別授業「財政教育プログラム」が19日、佐賀市城内の佐賀大附属中で開かれた。生徒たちはグループで熱い議論を交わしながら「予算編成」を行い、国の未来について考えた。

 福岡財務支局佐賀財務事務所と同校が連携した取り組み。社会科の授業の一環で、3年生158人が参加した。生徒たちは、日本の財政の仕組みについて学んだ後、現在の国の予算額が項目ごとに書かれているボードを使って、事前に考えてきた予算編成のアイデアを出し合った。

 地方交付税に着目した発表では「『あるから使い切らなければ』という考えではなく、無駄をなくすべきだ」とする意見が出た。少子化対策に力点を置くべきとするグループでは「予算をかけることで働ける人が増え、所得税上昇につながるのでは」などの声が上がっていた。

 講師を務めた同事務所財務事務官の長尾実咲さん(25)は「3年後には選挙権が与えられる。予算を国会で審査する人たちを選ぶのは私たち有権者なので、授業をきっかけに自分の意見を持ち、主張する力を伸ばしてほしい」と語った。

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