10日に佐賀県東松浦郡玄海町の九州電力玄海原発敷地内の変電所で発生した火災について、九州電力は18日、配電盤内のブレーカーのショートが原因だったと発表した。作業中に器具取り付けのミスがあったとし「二度とこういうことが起きないよう教育を行う」とした。

 九電によると、出火当時、近辺の施設で行われていた停電作業で、九電や協力会社の社員が配電盤内に残る電気を逃がす接地器具の取り付け場所を誤り、取り外さないままブレーカーの電源を入れたためショートしたという。接地器具の取り付けは、九電社員の立ち合いの下、協力会社の社員が行うが両者とも気づかなかったといい、「確認不足だった」(九電の担当者)とミスを認めた。

 九電は同日、佐賀県と玄海町、唐津、伊万里市にも原因と対策について報告。県は、九電に対し再発防止策の徹底と県民への丁寧な説明などを口頭で申し入れた。九電は今後、取り付け位置の明確化や器具が取り外されていることの確認の徹底を行うとしている。

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