進出協定を結んだシステムハウスアールアンドシーの中堀雅臣社長(右)と横尾俊彦多久市長=市役所

 プレハブの建物の製造販売、レンタル事業などを展開するシステムハウスアールアンドシー(R&C、本社・東京都)は事業拡大のため、多久市の多久北部工業団地にレンタル部門の事業所を新設する。来年8月着工、2021年4月の操業開始を予定する。初年度の売上高は24億5500万円を見込む。

 壁や柱などを工場で生産し、現地で短期間に組み立てられる箱形の建物を手掛ける。最近は建設土木の需要が伸び、佐賀県内では学校の改修に伴う仮設校舎の注文が多いという。

 元々同じグループ会社で取引先のコマツカスタマーサポート(本社・東京都)の多久進出に合わせ、2億7600万円を投じて整備工場や保管庫を設ける。取扱量が増えて手狭になっている久留米市の営業所を移転し、九州全域と山口、広島県をカバーする。

 9人を新規採用し、社員15人体制でスタートする。市内には技術者を育成する県立産業技術学院があり、人材の確保が見込まれる点も立地の決め手になった。

 12日に市と進出協定を結んだ中堀雅臣社長は「長崎自動車道に隣接して交通の利便性が良く、従来通りの商圏を維持できる。雇用などで地域に貢献したい」と述べた。

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