純米大吟醸酒「多久」を手掛けた多久未来プロジェクトのメンバー=多久市の東鶴酒造

出荷に備え、瓶にラベルを貼る多久未来プロジェクトのメンバー=多久市の東鶴酒造

 「市民応援」を掲げた純米大吟醸酒「多久」が完成した。多久市の若手有志が米作りから携わり、市内で唯一の酒蔵の東鶴(あずまつる)酒造で仕込んだ。甘口ですっきりとした味わいが楽しめるという。17日から順次、県内の酒販店などで販売を始める。

 市商工会の青年部員を中心に、会社の経営者や料理人、農家ら約20人が酒造りに関わった。「多久未来プロジェクト」と銘打って昨年から続ける取り組みで、販売収益の一部を基金に積み立て、市民の活動資金に充てる。

 今季は多久市産の主食用米「夢しずく」を使い、720ミリリットル、1800ミリリットル入りで、それぞれ700本造った。他の品種よりも粒が大きく、雑味を取り除くため粒を半分ほど削っても、米のうまみが残るという。

 15日にはプロジェクトのメンバー10人が酒蔵に集まり、瓶にラベルを貼って箱に詰め込んだ。一部を先行販売し、常連客らが自宅用や贈り物で購入していた。

 価格は720ミリリットル入り2310円、1800ミリリットル入り4400円。問い合わせは東鶴酒造、電話0952(76)2421。

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