復元されたカノン砲の祝砲などでにぎわった反射炉まつり=佐賀市の佐嘉神社外苑駐車場

 幕末の佐賀藩の偉業をたたえ後世に伝える「第45回反射炉まつり」(県工業連合会・佐賀青年工業会主催)が14日、佐賀市の佐嘉神社外苑駐車場で開かれた。日新小(牟田正徳校長)の「反射炉ガイド」による発表のほか、24ポンドカノン砲(複製)の祝砲などでにぎわった。

 幕末期の佐賀藩で反射炉による鉄製大砲鋳造に携わった「御鋳立方(おいたてかた)(大砲製造所)七賢人」に合わせ、7発の祝砲が寒空に響いた。見学者はスマートフォンなどのカメラを構えて時を待ち「ドーン」という予想以上の大きい音に驚きの声を上げていた。

 ステージイベントでは、反射炉のガイドを務める同校5、6年生18人が、反射炉の構造や歴史を分かりやすく解説し、会場を盛り上げた。発表した5年の矢部龍樹くんは「反射炉やガイドについて知ってもらえて良かった」、同じく竹中悠真くんは「緊張したけど、多くの人が聞いてくれてうれしかった」と振り返った。

 まつりは、佐賀藩が日本で初めて造った反射炉に火を入れた1850(嘉永3)年12月12日に合わせ毎年開いている。

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