「フラワーデモ」で性暴力の無罪判決に抗議した参加者たち=佐賀市駅前中央の駅前まちかど広場

 性暴力の裁判で相次いだ無罪判決に抗議する「フラワーデモ」が11日、佐賀市駅前中央の駅前まちかど広場で開かれた。県内からは8人が参加し、プラカードと一輪の花を手に、性暴力のない社会への思いをにじませた。

 父親による娘への性的虐待裁判を無罪にした名古屋地裁岡崎支部の判決など、3月に全国で相次いだ性暴力の無罪判決をきっかけに、4月から東京と大阪で始まった。12月は全国30カ所であり、九州・沖縄では長崎と大分を除く5県で開かれた。

 佐賀市では池崎基子さん(49)=同市=が呼び掛け人となり9月から毎月11日に開き、今回で4回目となった。「#性暴力を許さない」「#私たちは黙らない」と書かれたプラカードを手に、無罪判決が下された性暴力事件の内容が書かれたチラシを配った。

 SNSの告知を見て参加した吉野ヶ里町の女性(47)は「何かしなきゃと思った」と1回目から参加しており、「性被害に対して無関心な空気がずっと気になっていた。男女が対等でいられる社会になってほしい」と話した。池崎さんは「今は少人数だが、規模は関係ない。誰からも責められず、思いを話せる場にしていきたい」と力強く語った。

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