本城区や能古見地区振興会などでつくる実行委員会が設置した山浦城跡の案内板=鹿島市山浦

 鹿島市能古見地区で戦国時代の山城跡「山浦城跡」の案内板を地元住民らが設置した。城主・原家の子孫とされる水墨画の巨匠、雲谷等顔(1547~1618年)を併せて紹介している。地域の宝に光を当て、「能古見が生んだ巨匠」を後世に伝えていく。

 昨年は等顔の没後400年。地元の本城区や能古見地区振興会などが実行委員会をつくり、山浦城跡(標高330メートル)までの登山ルート770メートルに看板を設置した。さが未来アシスト補助金、鹿島ロータリークラブの協賛金を活用した。

 8日の除幕式では実行委員長の中村靖彦さん(68)は「先人たちが山を登り、どんな気持ちになったのか、ロマンに浸ろう」とあいさつした。来賓の角田一美議長は「能古見が持つ素晴らしい景観や資源を生かした町づくりだ」と述べた。

 式の後、山浦城・雲谷等顔歴史巡り「探訪ロマンツアー」として募った約50人の参加者が登頂した。下山後は近くの本城集会所でしし汁を味わい、等顔について学んだ。ツアーを定期開催しながら顕彰につなげる。

このエントリーをはてなブックマークに追加