Jクラブと地域との連携について話すサガン・ドリームスの竹原稔社長(中央右)とJリーグの鈴木順さん(同左)=鳥栖市のフレスポ鳥栖内の「クローバー」

 子どもの居場所づくりをする人と、それを支援したい団体をつなぐ“縁結び”交流会が8日、鳥栖市のとす市民活動センター「クローバー」で開かれた。地域支援に関わる約50人が参加し、サッカー・J1サガン鳥栖の取り組みなどを聞き、支援をより良くするためのヒントを得た。

 サガン鳥栖を運営するサガン・ドリームスの竹原稔社長(59)と、Jリーグ社会連携本部の鈴木順部長(47)らがサッカークラブと地域支援の関わりについて語った。鈴木部長はJリーグ・Jクラブが地域の人や企業と連携し、社会課題などに取り組む「シャレン!」の活動を引き合いに、「Jリーグやクラブは発信力があるのでぜひ使っていただきたい。地域課題をみんなで共有して、いい地域をつくってほしい」と呼び掛けた。

 竹原社長は「シャレン!」の実例として、勝ち点に応じて福祉施設に県産米を届ける「勝ち点米」、県内の小学1年生を対象に配布している学習ドリルの作製などサガン鳥栖の取り組みを紹介した。

 その後の意見交流会で、参加者はサガン鳥栖と一緒にやってみたい支援や、支援をする上での悩みなどを発表。「地域食堂に人が集まるよう、選手にも来てほしい」などクラブとの連携で、既存の支援が広がることへの期待感を寄せた。

 フードバンクさがの干潟由美子さん(55)=佐賀市=は「家庭の余った食材を集めても提供先がないことがある。提供先を探して選手と一緒に届けることができたら、この支援をもっと多くの人に知ってもらえると思う」と語った。交流会は県が主催した。

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