21日にコンサートを開く邦楽三人娘。左から髙橋浩寿さん、永池あかりさん、北原香菜子さん

 薩摩琵琶の北原香菜子さん(佐賀市)、津軽三味線の高橋浩寿さん(同)、箏(こと)の永池あかりさん(鹿島市出身、東京都在住)による「邦楽三人娘コンサート」が21日午前11時から、佐賀市松原の楊柳亭で開かれる。情感豊かで伝統的な調べの中に斬新さを取り込んだ、同学年の3人がつくる独創的な“音楽絵巻”を楽しめる。

 北原さんと高橋さんは小中高時代の同級生。永池さんも同い年で2012年の佐賀市民芸術祭のステージで協演して意気投合し、16年から活動を始めた。学校へのアウトリーチ活動として出張演奏も行っている。

 コンサートでは、3人協演の新曲を創作していて、今回は古典曲とオリジナル曲を融合させた「邦楽は宝楽」。有明海がテーマの昨年の演奏曲をバージョンアップした「生物多様奏~令和元年~」も披露する。

 3人はソロでも演奏。北原さんは琵琶の定番「平家物語」の「敦盛~『平家物語』巻第9より」、高橋さんは「津軽よされ節」、永池さんは宮城道雄の「手事第一楽章」を聞かせる。

 北原さんは「3人協演の曲はコンテンポラリー邦楽やプログレッシブ邦楽として楽しんでほしい。和紙と絹糸が織りなす美しい佐賀錦のように、弦と弦が響き合い、紡ぐ“音の錦”の世界を味わって」と来場を呼び掛ける。

 ▼チケットは食事付きで8000円(飲み物は各自支払い)。限定50人。問い合わせは楊柳亭、電話0952(23)2138。

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