地域の安全・安心のため、日々活動している消防団。県内20市町で活躍する若手団員に、入団のきっかけややりがいなどをお聞きします。今回は鳥栖市女性消防団の馬場利緒さん(20)です。

AED使える人を増やしたい

【頑張る若手団員】馬場 利緒さん(20)

馬場利緒さん

 専門学校2年生で、今年2月に入団しました。女性消防団員として、地域で開催される救命講習会での指導、防災訓練への参加、春・秋・年末の防火パトロールなどの活動をしています。
入団のきっかけは、AEDの大切さを痛感したからです。友達が心肺停止になってAEDが使われました。助かりませんでしたが、「いざというときにAEDが使えなければいけない。消防団に入って救命講習会などを通してAEDが使える人を増やせば、少しでも多くの命を救うことにつながる」と考えました。
8月に応急手当普及員講習を修了し、普及員として消防長から認定を受けました。11月の鳥栖市消防団員講習会では、先輩女性団員とともに男性団員にAEDを使った救命方法を教えました。資格の取得には関心があり、災害時に避難誘導などを行う防災士の資格を目指しています。最近は全国で大きな災害があり、佐賀でも8月の豪雨で大きな被害が出たからです。

 

 学生なので学業はもちろん、サークルやアルバイトなどでも忙しいのですが、消防団の活動は月に1、2回、学生生活との両立で困ったことはありません。消防団員は「人のため、地域のため」に働いています。その活動や経験は若い人たちに役立つと思うので、友達に入団を勧めています。


【先輩からメッセージ】

鳥栖市女性消防団班長  大塚 玲子さん

大塚玲子さん

 熱心で活動の時には積極的に動いてくれるし、礼儀正しく受け答えもしっかりしていて私たちを立ててくれます。消防団に入る若い人は家族に団員がいたりしますが、馬場さんの場合はそんなつながりもないのに進んで入団してくれました。「地域のために」という思いが強いのだと思います。消防団員は減っているので、馬場さんには活動の先頭に立って活躍してもらい、若い世代に「消防団は大切」というメッセージを届けてほしいですね。

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