地域の安全・安心のため、日々活動している消防団。県内20市町で活躍する若手団員に、入団のきっかけややりがいなどをお聞きします。今回は太良町消防団の嶋元和久さん(38)です。

消防団は地域に必要不可欠

【頑張る若手団員】第2分団第11部 嶋元和久さん(38)

嶋元和久さん

 父が亡くなり、実家に戻ったのをきっかけに、13年前に入団しました。田舎なので「町に住んでいるなら消防団に入るのは当然」という土地柄ですが、子どもの頃、父が消防団でラッパの担当をしていて練習するのを見ていたし、消火活動をする父の姿が格好よかったのを覚えていて、入団するのは自然でした。
 これまで道の駅太良の火災や後輩の農業用ハウスの火災に駆けつけました。道の駅太良の火災では、近くに水源がなかったので海水をくみ上げて消火しました。海水を使ったので後片付けが大変でした。また、正月の行方不明者捜索も記憶に残っています。集落や山をくまなく捜し回りましたが、無事に発見できずに残念でした。

 

 団員はそれぞれ仕事を持っていて、私は大町町に通っています。火事や水害が起きたり、行方不明者が出たら、深夜や休みの日でも出動です。月2回の機器点検、年末は火の用心を呼びかけて夜の見回りなどもあります。大変なこともありますが、地域にとって消防団は必要不可欠、みんなの協力が何より大切です。若い人たちには消防団の役割の重要性を理解し、入団の年齢になったら消防団に入ってもらいたいですね。先輩、後輩との付き合いも広がり楽しいですよ。


【先輩からメッセージ】

第2分団第11部部長  岡 寿孝さん(43)

岡寿孝さん

 嶋元君には先頭に立って頑張ってもらっていて、若い団員のお手本です。町の消防操法大会(8月25日開催)の前には14日間、夜訓練をしましたが、嶋元君は無遅刻無欠勤。そのひたむきな姿を見て若い団員も積極的に参加するようになり、訓練では1分を切れなかった小型ポンプ操作が本番では1分を切りました。来年の町の出初め式はわが第11部が祝賀放水の担当です。嶋元君が今度も先頭に立って活躍してくれると期待しています。

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