山口祥義知事

 佐賀県は、山口祥義知事が11日に上京し、赤羽一嘉国土交通相と面談すると発表した。九州新幹線長崎ルートに関し、意見交換をする。両氏の面談は2回目。フル規格を前提にした協議に反発する佐賀県と、「フル規格が適当」とする与党方針を重視する国交省が、協議に向けた調整に入るかどうかが注目される。

 県によると、国側が面会を打診した。事務方が同席しない一対一で30分の面談を予定している。県は与党のフル規格整備方針に反発している。在来線を生かすスーパー特急やフリーゲージトレイン(軌間可変電車、FGT)、リレー(対面乗り換え)方式に、フル規格とミニ新幹線を含めた「5択」の協議であれば応じる可能性を示している。

 国交省は与党方針を「重く受け止める」という立場をとっている。与党は国に、佐賀、長崎両県とJR九州の4者で協議するよう求めているものの、佐賀県の反発で実現していない。このため国は、フル規格を前提にしない協議を受け入れることも検討している。

 知事と赤羽氏は10月28日に面会し、政治家同士で意見交換を続けることで合意していた。

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