山口祥義知事(左)を訪ね、8月末の豪雨被害発生時からの県の支援について感謝を述べた水川一哉大町町長=県庁

 8月の記録的豪雨で大きな被害を受けた杵島郡大町町の水川一哉町長が9日、山口祥義知事を訪ね、豪雨被害からの復旧・復興に関する県の支援に感謝した。

 県は豪雨発生直後から大町町に総務部長を派遣し、情報共有を徹底することで支援の円滑化を図った。現在も県職員が副町長として出向しており、復旧・復興を後押ししている。

 水川町長は「(部長の現場派遣は)英断だった。うまく現場が回って非常によかった」と感謝を述べた。今後は工場からの油流出被害にあった世帯への補償や、崩落したボタ山への対応などに時間がかかるという見通しを示し、県からの支援継続を求めた。

 山口知事は「大町町が合併しておらず、小さい自治体だからこそ支援が行き届いたのでは」と指摘。加えて「29年前の災害の経験が必ずしも生かされていなかったので、今回はよく記録を残して次に備えないといけない」と述べた。

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