初心者から釣り好きまで、幅広く人気を集めているワカサギ釣り=佐賀市三瀬村

通常サイズの2倍ほど大きいワカサギも釣れるという=佐賀市三瀬村

 佐賀市の「北山ダム」でワカサギ釣りが人気を集めている。長年の放流が実り、生息数が増加。1人で100匹ほど釣れるといい、大勢の釣り人が次々に姿を見せる小さな魚に歓声を上げる。九州でも有数のワカサギ釣りのメッカとなっている。シーズンは3月初旬まで。

 北山ダムはかつてブラックバス釣りの名所と言われたが、5年ほど前からダムの土砂撤去工事で水位が下がってブラックバスが減少。一方で、佐賀市や近隣のボート店などでつくる「北山湖環境保全及び安全対策会」が毎年、ワカサギの卵1200万粒を放流しており、ワカサギが3年ほど前から増えてきたという。

 同会のメンバーで同市三瀬村で貸しボート店を営む篠原清彦さん(68)は「ワカサギは割と環境に順応しやすいからだろう」と話す。

 氷上で行うイメージが強いワカサギ釣りだが、ボートの上からでも可能。小さな魚のため、子どもや初心者でも手軽にできるという。口コミで人気が広がり、今では、福岡県を中心に初心者や家族連れなどが土日に30組ほど訪れている。

 平日でも、学生や釣り好きのグループなど4~5組が釣り糸を垂れる。宗像市から来たという20~30代の女性3人組の1人は「普通の2倍近い12センチほどのワカサギもいた。5時間ほどで私は100匹ぐらい釣れた」と満足そうに話した。

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