18日に佐賀でリサイタルを開くフジコ・ヘミングさん(提供写真)

フジコ・ヘミングさんから届いたメッセージ(提供写真)

 18日に佐賀市文化会館でリサイタルを開くピアニストのフジコ・ヘミングさんから、佐賀のファンへ向けてメッセージが届いた。8月の豪雨災害を受けたもので、「私の音楽が少しでもあなたの心を癒やしてくれると願って」と心を寄せている。

 ヘミングさんは聴き手の心を揺さぶる演奏で「魂のピアニスト」とも評される。聴覚を失っても夢を追った生き方が人々を引きつけてきた。佐賀の災害時はウィーンやブダペストに滞在していて、後に来日して被害の状況を知り心を痛めていたという。

 東京の音楽事務所を通じて11月30日、リサイタルを主催する佐賀RO♪ONに直筆メッセージの写真がメールで届いた。北村千恵子事務局長は「こんなことは初めて」と驚きながら、「ヘミングさんの音楽に癒やされて、『明日も頑張ろう』と思ってもらえたらうれしい」と語る。

 ヘミングさんは19時からキエフ国立フィルハーモニー交響楽団と共演し、リストの「ラ・カンパネラ」などを演奏する。チケットは全席指定でA席1万3000円、B席1万円。ヘミングさんが佐賀でリサイタルを開くのは、2013年以来6年ぶり。問い合わせはRO♪ONクラシックの会、電話0952(26)2361。

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